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平成22年 7月17日(金) 西湖の岸釣り

             

 気温:早朝、夕方:薄手の防寒具が必要  日中:熱中症になりひどい目にあいました。

 実は西湖は2週連続での釣行。個人的には西湖のイメージは博打。マズメ時にあわせてサミー100やクランクベイトでキロフィッシュを狙います。

(勿論人それぞれでポッパーやミノーで10本以上釣る人もいました。)

 出ればデカいが魚が動かなければ釣果はゼロ。ここの魚のパワーは群を抜いてて何度か取り込み時にフックで怪我をさせられている。

だから西湖は年に数回は行きたい場所なのだがここ2年程は状況が悪くいい思いをしていない。

 富士五湖の山中湖も以前は季節によってミノー、クランク、ラバージグでパターンにハマることがあったがここ数年はライトリグのみ。

雄蛇ヶ池に限らず広域で釣果が連動するのは気候が関係していると思うが、体感はできても説明できない自然の複雑さ。

1本ですが7月10日(土)に山中湖 山水亭さんで釣果報告しているので興味があったらホームページを参照してみてください。

ここの桟橋はちょっと貧弱ですが出船場所のロケーションは富士山を目の前に望み釣りをしない人でものんびりできる絶好のロケーションです。

もちろん店前の流れ込み近辺は一級ポイントで自前のボートもランチングできます。平野ワンドでに行くときはいつも利用させてもらってます。

 さて、西湖に話を戻しますが、

前の週にボイルを確認したおかげで今年は「西湖、復活か?」の思いで雄蛇會メンバーではないですが釣り仲間3人と丸一日の釣行。

前日の暗いうちから現地入りし軽く焼酎を酌み交わしながら今日のあらぬ釣果を語り合います。

夜明けとともに「松屋」さんで遊漁券を購入。ボートもレンタルといきたいところですがなぜかこの湖では岸釣りが以前からのスタイル。

岸釣りがやりやすいのもあるが細かいポイントを知らないせいもある。

朝一で出船したこともあるが河口湖放水路ぐらいしか目指すところが分からない。

と言うわけで松屋さんワンドから釣りスタート。トップウォーターからスピナーベイトまでをローテーションしながら漁協放流ポイントを越えた次の

ワンドあたりまで歩いて流します。豪雨の影響か水位は高く所々湖岸沿いに歩けないところもあり、やはりそういうルアーを届けられない場所で

巨大なバスがベイトをブッシュに追い込みボイルしている。

地元の人に以前聞いたのだがここの夏のメインベイトは確かヤマベという魚で季節的にも7月頃にサミー100サイズがマッチザベイトとなり

好釣果を生んできた。ただしこの日は反応なし。やはり古いイメージにとらわれすぎなのか。

結構な距離を歩いたところで日差しが強くなり松屋前のワンドまで湖畔の道路を引き返す。眼下の水際には食事を終えたデカバスが

悠々と泳いでいます。一番期待した時間に釣果を得られずかなり意気消沈。まして西湖の夏の日差しは猛烈なのでこのまま続けても夕マヅメまで

体が持ちません。8:00前にして早々に休憩に入ります。日中は、静かな西湖を満喫と行きたい所でしたがこの後、熱中症になりました。

初めての経験だったのでとうとうその時が来たかと思うほど具合が悪くなり心細かったですが同行者達のフォローでその後、復調。

とにかく後頭部を中心に濡れタオルや氷で冷やすのが得策のようです。

16:00ごろには釣りたい意欲も沸いてきて後は夕方に標準をあわせます。

熱い日中の後は山沿いに雨雲が現れ、空全体も薄曇りになり状況はどんどんよくなり後は元気な一匹目のライズを待つのみ。

しかし、やはり太古のイメージは思いのみに止まりサーフェイスゲームは断念。クランクベイトに結びなおす。

冒頭にクランクと書きましたが個人的には今は無きザウルスのGAOクランク。

4m弱潜る8cm程のクランクベイトで外見はファットペッパーとよくにているウォブリングアクションです。

ただし状況は予想以上に悪くただ巻ではつれません。

従って肝となるブレイクラインのウィードにぶつけてハングオフしたところをひたすらシェイキング。

ミディアムヘビー6.6ftにABU SX3600cのタックルバランスで左手でシェイキングし続けるには多少ゴツいですがここは我慢。

再開1時間程でやっと出ました。微かなアタリに思い切ってフッキング。実にパワフルな45cmアップ。

正確には計っていないのでサイズともに控えめに報告してますが下顎まで肉付きの盛り上がったキロフィッシュ。

以前にも試した釣り方だったのでその後もこのやり方を続けます。ただし効率が悪い。あまりにも悪い。そこでハングオフカッティングをキーワードに

選択したのがTDバイブ。ウィードのレンジは大体つかめていたので引っ掛けながら巻いていると数投でバイト。フルキャスト後のフッキングだったのと

「狙いどおり」なんていう余裕で取り込みを開始したせいか足元でリアフックしかかかっていないことを見て慌てて引き抜こうとしたのが裏目に。

ランディング寸前でフックアウトしてブレーク。水深20cmの所だったのでしばらくじっとしていたがこちらもなすすべなく泳ぎ出すのを見送りました。

ひさしぶりに「釣った」という感触があっただけにサイズだけでも計りたかった。見た目には先ほどの一本と同等。 岸刷はランディングが難しい。

これはパターンの可能性ありと感じその後も続けるが釣果なく西湖釣行は終了、なぜだろう。あんなに気持ちよくバイトしたのに。

富士五湖に限らず、ホームである雄蛇ヶ池もかつての精彩も取り戻すことを願い通いつづけるしかないかな。


タックル

ロッド:6.6ftミディアムヘビー

リール:ABU モラム SX3600c-MAG

ライン:10lb フロロカーボン

ルアー:ザウルスGAOクランク、Team Daiwa TDバイブ

             

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