平成２２年５月１６日（日）　雄蛇會トーナメント２０１０　第２戦　優勝

　ポストスポーンもしくは、アフタースポーンの魚が混ざることが予想されるこの時期、サイト中心になることも考えられるが、それ以外の方法も

考えておく必要があった。前週にプラが出来なかったこともあり、状況は掴めていなかったが、ＧＷ中に見つけたシャッドのパターンが

はまれば上位入賞が期待できる。

＜今回の作戦（ポイント）＞

�@流れ込み沖のフラットエリアをシャッドで狙う。

�A弁天ヤツ中央をシャッドで狙う。

�B養安寺でサイトによるアフターバス攻略。

大会スタート！一斉に参加者が散らばる中、まずは流れ込みに移動。思ったよりも濁りがきつくなっていた。そんな中、沖のフラットエリアを

シャッドで広範囲に探る・・・しかし、通過するボートが多く、プレッシャーのためか、反応がない。仕方がないので養安寺に移動し、

まずはサイトで確実に１本を獲る作戦に変更した。松田ヤツに移動すると、先行者がサイトを行っている。もう何本か釣られてしまっているのだろうか。

回りを見渡すと、シャローをうろつく気難しいバスを発見。こいつを狙うしかない・・・。シャッドを遠目から序々に近づけてルアーに意識を向けさせる。

何度も何度も繰り返し、やっとのことでルアーに反応して怒り出した。そうして３０分が経過し、なんとか口を使わせてヒット！・・・(涙）

しか〜し！！！痛恨のバラシ！普通ならここで、違う魚を狙うのだが、他の人に狙われては困ると思い、リベンジ！

今度は簡単にはいかない。すぐに逃げていく、それでもどうにか時間を掛けてバイトさせた。

一気に寄せて決着をつけようと思った瞬間・・・またもやバラシ！２回目（泣）この時点で１時間が経過していた・・・。

ここまできたら、意地でもコイツを獲ってやる。さらに難しくなった魚と３０分格闘し、３回目の正直・・・。

三度度怒らせて口を使わせ、キャッチすることができた。やっと１本、８２０ｇ。

さらに近くにいたバスを同様に狙うが、今日３回目のバラシ・・・もうダメだ。時間はすでに１０時過ぎ、競技時間の半分を費やしてしまった。

回りも１〜２本はキャッチしているようで、プレッシャーを通り越して諦めに近い気分になっていた。それでも何とか３本揃えたいと思い、

流れ込みに戻ったが、魚からの反応は無かった。その後、ＧＷ中にネストがたくさんあった大ヤツに移動するが、シャローに魚は見当たらなかった。

右側ワンドの沖目を探ろうと思い、流していると・・・日差しが強くなり、風が止んだ。その瞬間、沖目に黒い場所（ネスト？）が何箇所が見えた。

すぐに風が吹き日差しが弱まり、見えなくなったしまったが、その場所を頭に焼き付けておいたので、そこにダウンショットを投入してみた。

すると、簡単にヒット！２本目を手にした。この釣り方でその後も２連荘！あっと言う間にリミット達成！さらに入れ替えまで。

この時点で２６７０ｇ程度、とりあえず、お立ち台は見えてきた？？？終了時間３０分前になったので、桟橋へ移動。

桟橋のモーターボートの横にボートを寄せて、サンドワームのダウンショットで落とし込み、しばらく回りのメンバーと話しながらシェイクしていた。

・・・ラインが走ってる！スイープに合わせると！手応え十分！間違いなくキッカーフィッシュ！

慎重にネットランディングすると、キロアップ！入れ替えを行い、これで２８００ｇを超えただろう。

そして、タイムアップ、運命の検量・・・。中川氏２８３０ｇ、宮尾氏２８６０ｇ、金原氏２８７０ｇ、そして自分の出番、２９９０ｇ！！！

なんと桟橋フィッシュで奇跡の大逆転優勝！（Ｋさんの予想通り！？）

本日の釣果：４２〜４７ｃｍ（５本）

ヒットルアー：ハイカット、レインズスワンプミニ、レインズスワンプジュニア、サンドワーム