2007年最初の大会参戦は「NBCチャプター南千葉第1戦」。暖冬の今年、例年より早い春を迎えるかと思いきや直前の冷え込みで安定を 
        欠いた湖はタフコンディションが予想された。この日は強い北風が吹くとの予報で本湖での釣りが困難になることも考えられ、エリアの選択と移動の 
        タイミングが重要となった。特にこの時期の高滝湖と言えば護岸沿いのミノーが定番となっているので大方の参加者がこれをやることも考慮しな 
        ければならない。 
         そんな考えることが多いまま第2フライトでスタート。鳥居前スロープに早くも船団ができる中、まずは堰谷橋へ向かった。護岸のミノーも試しな 
        がら、ワンド内のシャローカバーまでもチェックしたが反応はない。ワンド内のチェックを終え出ると既に護岸沿いには大勢の人がミノーを流し撃ち 
        している。この光景を見てプレッシャーが掛かっていることも踏まえ、少し沖合いのブレイクを中心に探りを入れる。魚探にはベイトすら映らない状況 
        であったがしばらく粘ったところで、風が強くなり加茂橋南側の風裏であるそば屋下近くに移動。 
         ここでは、若干の生命感を感じ時折ベイトの回遊が魚探に映る。この場所は去年の同じ時期、TKKオープントーナメントで1本釣って入賞した場所 
        でもある。使用したのはジグヘッドワッキー(ファットドーバークローラー5.5”)。釣り方は去年と一緒で岸際へキャストし、ブレイクに沿ってボトムを 
        引いてくる。この時、オダ等に引っ掛かったらシェイクしてプンッとはずす。バスがどのレンジにいるのか掴めない時の基本技でとても有効な手段。 
        魚探を見ながらやっているとベイトの群れらしき反応が映った直後、グッーと重くなるバイト。スイープに合わせるとヘッジホッグのティップが心地よく 
        曲がる。しばらくやりとりを楽しんだ後、水面に姿を現したのは48cm1,680gのグッドサイズ。無事にネットインしてライブウェルへ入れるとポンプ 
        が動かない・・・バケツで水を汲みエアレーターでなんとか対応。 
         同じパターンで残り時間押し通すがバイトがないまま終了。この日、大会中最大魚と言われた1本でなんと4位に入賞することができました。 
        (参加者101名中ウエイイン8名) 
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